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令和5年度 福島県優良建設工事(舗装部門)受賞
令和5年9月8日、杉妻会館にて福島県優良工事の表彰式が行われ、37社が内堀雅雄福島県知事より表彰を受けました。当社は土木部・舗装部門にて、昨年10月に竣工した川俣町大綱木地内の国道349号線⼤綱⽊1-1⼯区舗装工事が受賞しました。この工事は起点部がトンネル出口に近接しており、交通での安全確保が求められていたため、プロジェクトマッピング技術でトンネル天井に「出口信号あり」と表示を投影。視認性を高めた注意喚起とバルーン型の人型交通誘導安全標識で安全対策に努めました。また、下層・上層路盤にはICTグレーダーを、基層にはICIフィニッシャーを用い、舗装表面を高い精度で平坦性を確保したこと、転圧の初期から仕上げまでサーモグラフィ搭載の温度計を活用し、高い品質を確保している点、さらに地域住民に広報誌で進歩状況の周知、小学生を対象とした見学会を催し、建設業の魅力発信に努めた点などが評価されました。
内堀知事は「高い技術と英知の結晶が評価されたもの」「県として新技術の導入や働き方改革の推進など、建設業が誇りと意欲を持って活躍できる環境づくりを進める。今回の受賞を機に、さらなる技術と技能向上に努めてほしい」と述べられました。今後も福島県の建設業者の一員として、柔軟に新しい技術を取り入れながら住みよいふるさとづくりへ尽力してまいります。