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福島県知事特別賞・福島県優良建設工事受賞

令和7年9月10日、「令和7年度福島県優良建設工事表彰式」が、福島市のエルティウェディング・パーティー エンポリアムで行われました。

今年度の受賞対象は、農林水産部関係6部門8件8社、土木部関係11部門21件20社が表彰を受け、当社では土木部門から、昨年10月に竣工した「道路橋りょう整備(再復)工事(改良舗装)【小野富岡線】」が受賞しました。さらに、単独企業として3年連続受賞を果だした当社は「福島県知事特別賞」をいただきました。

今回受賞した工事の主要地方道 小野富岡線は、東日本大震災及び原発事故に伴う避難指示区域等の復興と住民帰の促進、さらには、産業再生などによる持続可能な発展を支援するための「ふくしま復興再生道路」として位置づけられている重要な路線です。加えて施工箇所は、早期完成のための工程管理や近隣の小学校等に対する最大限の配慮が求められました。

このような施工条件のもと、出来形管理においては、上層路盤工にICTグレーダーを活用し、規格値は県規格の5割以内に収まるようにしました。また、表層の平坦性試験の実測値を0.7mm(規格値2.4mm以下)と良好な走行性を実現。さらに3D起工測量を採用し、現況地形に合わせた3D設計を行った結果、現道とのスムーズな擦り付けや沿道の道路利用者の安全と利便性を考慮した取り付け道路となりました。

また、アスファルト舗装の合材プラントから現場までの距離が70km以上と条件が厳しい中、適切な運搬計画や出荷温度時の独自設定、シート養生などを行い、品質の高いアスファルト合材の維持に努めた結果、本工事の目的である改良舗装として十分な施工完成度を確保しているとともに、出来形や出来映え、品質管理について優秀性が認められた事が評価されました。

表彰に際し、内堀雅雄福島県知事より「高い技術力と創意工夫、地域の自然環境や景観への配慮など、優れた取り組みが評価されたもの。本県建設業の技術向上はもとより、魅力発にもつながる」と式辞が述べられました。

受賞者を代表して、当社菅野社長より「安全と品質を最優先に、地域の安心と発展に寄与するという使命感を持ち、技術の研鑽に努め、今後も一層の責任感を持って社会に貢献していきます」と謝辞が述べられました。

これからも、当社は新しい技術を取り入れながら、変わらない姿勢で福島県建設業の発展に邁進してまいります。

 

 

内堀雅雄福島県知事より表彰を受ける当社菅野泰助社長

当社菅野泰助社長による代表謝辞の様子

内堀雅雄福島県知事と受賞会社集合写真(1列目の左から2番目当社菅野泰助社長)

現場代理人 鈴木広夢氏(右)と監理技術者 石川清徳氏(左)

福島県知事特別賞の賞状

福島県知事特別賞のトロフィー

土木部舗装部門 優良建設工事の賞状

優良建設工事の盾